グルジア国立バレエ『ドン・キホーテ』カンデラキ&コレーラ2007年7月26日 

ちょっとした手違いで(?)3日連続で観ることに。なので、感想は簡単に・・・

コレーラは超はりきってました!舞台を盛り上げよう!と、笑顔全開、パワーとテクニック炸裂!とにかく回る回る、回る回る・・・そして、カンデラキが踊る時には手拍子を、そして、自分がターンして入る前には指ぱっちん☆ そして、さらに回る・・・怪我しないかしら・・とちょっとハラハラするほどのはりきりようでした。

カンデラキのキトリもなかなかすばらしかったです。カンデラキは白鳥の時のパ・ド・トロワでは、まーったく光るものを感じませんでしたが、主役となれば気合が違うのでしょうか?? 8頭身のプロポーションでとても細いけど筋肉質。身体能力が高いのでしょう、バランスもばっちり。最後のフェッテではトリプルも入れてましたが、ちょっと無理し過ぎた?途中で後ろ向きになってました・・・(笑)。でも、全般的にはとてもエネルギッシュな踊りをみせてくれ、コレーラに負けないぐらい観客の拍手も受けてました。

グルジアの人は髪が黒くて、肌がちょっと褐色なので、ジプシーのイメージにとても良く合います。キトリの友人たちがかなり◎。コール・ドで一番前でセンターとか舞台向かって右の先頭のポジションにいた男性に目がくぎづけになってしまった・・・踊りにキレがあって、なんか華がある♪

不満だったのは、エスパーダ。過去最低・・・。それから、ドン・キホーテってば、脚細くて長すぎ。演技もおもしろくなかった!

グルジア国立バレエ『ドン・キホーテ
2007年7月26日 18:30開演 東京文化会館

キトリ : ラリ・カンデラ
バジル (理髪師,キトリの恋人) : アンヘル・コレーラ
ドン・キホーテ : ギオルギ・タカシヴィリ
サンチョ・パンサ (ドン・キホーテの従者) : ベサリオン・シャチリシヴィリ
ガマーシュ (裕福な貴族) : エフゲニー・ゲラシメンコ
ロレンゾ (キトリの父) : ユーリー・ソローキン
キトリの母 : テオーナ・チャルクヴィアーニ
キトリの友人 : マリアム・アレクシーゼ,テオーナ・アホバーゼ
ルチア (街の踊り子) : マイヤ・イリュリーゼ
エスパーダ (闘牛士) : ラシャ・ホザシヴィリ
メルセデス (踊り子) : ヴェーラ・キカビーゼ
ボレロ : マイヤ・イリュリーゼ,ワシル・アフメテリ
ジプシーの男爵 : アルチル・クヴィツィナーゼ
森の精の女王 : ニーノ・ゴグア
3人の森の精 : アンナ・ムラデーリ,ショレナ・ハインドラーワ,エカテリーナ・シャヴリアシヴィリ
4人の森の精 : ニーノ・マグラーゼ,ニーノ・マハシヴィリ,ラナ・ムゲブシヴィリ,ニーノ・サナーゼ
キューピッド : ツィシア・チョロカシヴィリ
酒場の主人 : アルチル・クヴィツィナーゼ
カルメンシータ : マイア・アルパイーゼ
第1ヴァリエーション : ニーノ・オチアウーリ
第2ヴァリエーション : エカテリーネ・チュビニーゼ
子供たち : 橘バレヱ学校 (指導:沢田加代子,高田麻名)

音楽 : レオン・ミンクス
振付 : マリウス・プティパ,アレクサンドル・ゴールスキー,ワフタング・チャブキアーニ
演出・振付改訂 : アレクセイ・ファジェーチェフ,ニーナ・アナニアシヴィリ
ファジェーチェフ補佐 : タチヤーナ・ラストルグーエワ,ユリアーナ・マルハシャンツ
衣裳・装置 : ヴャチェスラフ・オクネフ
照明 : アミラン・アナネリ
衣裳および装置製作 : グルジア国立オペラ・バレエ劇場
装置協力 : 新国立劇場
指揮 : ザーザ・カルマヘリーゼ
管弦楽東京ニューシティ管弦楽団