2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

英国ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」2010年6月27日 吉田&マックレー

都さんが素晴らしかったのはもちろんなのだけど、私の本日の一番はスティーブン・マックレー。テクニックも冴え渡っているし、ポール・ド・ブラが美しくて、貴族らしい気品もあって・・・都さんのジュリエットはかわいらしい少女。ちょっと幼すぎて、おきゃ…

英国ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」2010年6月26日 コジョカル&ペネファーザー その1

感動で胸震える舞台だった。コジョカルのジュリエットが素晴らしい。ぴったりだとは思ったけど、これほどまでにとは。演技をしているのだけれど、あまりにジュリエットそのもので・・・踊りも完璧。一幕バルコニーの終わりですでに涙が。急なパートナー交代…

英国ロイヤル・バレエ団「ロミオとジュリエット」2010年6月26日 コジョカル&ペネファーザー その2

第二幕 <広場> いつものように人でにぎわう広場。娼婦たちが街の男たちを誘惑して女たちともめたり、マキューシオとベンヴォーリオがなじみの娼婦たちとからむ。ベンヴォーリオの蔵さんは踊りは申し分ないのだが、どう見ても娼婦と遊べる人には見えなくて…

英国ロイヤル・バレエ団 「マイヤーリンク(Mayerling)」 2010年6月24日 ワトソン&ガレアッツィ&ラム

この日を観て、初日はあんなにすごい踊りだったのに演劇的と感じたのは、ロホとアコスタが複雑な振付を完璧にこなした上で演技をしていたからだったのだ・・・とわかった。踊れる人がやるのとそうでないのとでは、物語のパワーがまったく違うのだ。役のイメ…

英国ロイヤル・バレエ団 「マイヤーリンク(Mayerling)」 2010年6月22日 ロホ&アコスタ&ガレアッツィ

ものすごい迫力に圧倒された。DVDでも観ていたのに、次々と出てくるPDDの複雑さとそれをこなしていくダンサー達の気迫、演技の凄まじさ、そして、セットや全体的な衣装の重厚感・・・その臨場感は映像では得られないものだった。マクミランらしい重くて暴力…

英国ロイヤル・バレエ団「ラ・フィーユ・マル・ガルデ(リーズの結婚)」2010年6月19日マチネ マルケス&マックレー

ストーリーは単純で明快。ちょっと寝不足ぎみだったので、途中で少し飽きてしまった・・・リボンを多用した難しい振り付けは大道芸のようで失敗しないかハラハラさせられたし・・・本物のポニーが出てくるし・・・エンターテイメント性が高いのがちょっとバ…